子どもがいる暮らしでは、片づけても片づけても、すぐに部屋が散らかってしまいますよね。
気づけば床にはおもちゃ、テーブルの上には書類やお菓子の袋、キッチンにはコップが増えていく一方……。
「ちゃんと片づけなきゃ」と思っても、
まとまった時間をとるのはなかなか難しいのが、育児中の現実だと思います。
そんなときに役立つのが、“ながら家事”で少しずつ片づけていく考え方。
1回で完璧を目指すのではなく、1日トータル10分くらいの小さな動きを積み重ねていくことで、「なんとなく散らかりにくい」「リセットしやすい」状態に近づいていきます。
この記事では、私が実際にやってみてラクだと感じた”ながら家事で片づけるコツ“をまとめてご紹介します。
① 動くついでに「1カ所だけ持っていく」
まずは、とてもシンプルなものから。
部屋の中を移動するときに、「ついでに1つだけ元の場所へ戻す」習慣をつける方法です。
具体的には……
-
キッチンからリビングへ行くとき
→ テーブルの上のコップを1つだけシンクへ持っていく -
リビングから洗面所へ行くとき
→ 床に落ちているハンカチや靴下を洗濯カゴへ入れる -
子ども部屋に行くとき
→ リビングに紛れ込んでいるおもちゃを1つだけ持っていく

ポイントは、「全部片づけよう」としないで、「とりあえず1つだけ」でOKにすること。
これを意識しているだけで、一日を通してみると、けっこうな量が元の場所に戻っていきます。
「片づけの時間をとる」のではなく、“移動ついでのおまけ作業”にしてしまうのがコツです。
② 固定の“ながら家事スポット”を決める
次は、「ここに立ったら、これをする」とセットで覚えてしまう方法です。
たとえば……
-
【キッチンのシンク前】
→ お湯を沸かしている間に、シンク周りをサッと拭く -
【洗面台】
→ 歯を磨きながら、洗面ボウルの水はねをスポンジでくるっとひと撫で -
【トイレ】
→ ついでにペーパーで便座まわりをひと拭き
「この場所に立ったら、これをやる」と決めておくと、
考えなくても手が勝手に動くようになってきます。

しっかり掃除する日とは別に、“ながらでちょこっとキレイにしておく”日常メンテナンスだと思うと、気持ちもラクです。
③ 物の“仮置きカゴ”を活用する
家族が多いと、リビングに「誰のものかわからない物」が集まってきますよね。
そこでおすすめなのが、“仮置きカゴ”を1つ置いておくこと。
やり方
-
リビングや廊下に、カゴやボックスをひとつ置く
-
「ここにあったら困る物」は、とりあえず全部そのカゴへ
-
夜や週末に、カゴの中身だけを各自の場所に戻す
とりあえずカゴに集めておくだけで、床やテーブルの上がすっきりして見えるのがメリットです。

片づけのハードルを「元の場所に完璧に戻す」から「とりあえずカゴに入れる」に下げることで、
動き出しやすくなります。
小さめのカゴにすると「溜まりすぎ防止」にもなりますよ。
④ “時間で区切る”ミニ片づけタイムを組み込む
「ながら」とはいえ、1日にどこかで“短時間だけ片づけに集中する時間”があると、散らかりペースをぐっと抑えられます。
例えばこんな感じ
-
朝ごはんのあと → 3分だけリビングをリセット
-
夕食前 → 子どもと一緒に おもちゃを片づけるタイム(歌やタイマー活用)
-
子どもが寝たあと → 5分だけ、明日のためにテーブルの上をならす

キッチンタイマーやスマホの時計で時間を区切って、「よーい、スタート!」とゲーム感覚でやると、案外サクサク動けます。
10分頑張ろうとすると重たいけれど、「まずは3分だけ」なら、不思議と動き出せるものです。
⑤ “ながら家事”でも「やらないこと」を決めておく
実は、ながら家事を続けやすくするために大事なのが、
「今日はやらなくていいことを決めておく」ことです。
-
夜は「床掃除はやらない」と決めてしまう
-
曜日ごとに「水回りは火曜・金曜だけ」などとざっくり決める
-
完璧な収納を目指さない(とりあえず入ればOKの場所も作る)
あれもこれも片づけようとすると、「どうせ全部はできないし……」とやる気が下がってしまいます。

ながら家事は、“完璧に片づいた部屋”を目指すためではなく、「自分がホッとできるライン」を保つためのもの。
そう考えると、ぐっと気持ちがラクになります。
まとめ:少しずつの「ついで」が、1日の10分になる
1日10分の“ながら家事”は、大がかりな片づけとは違って、成果がわかりにくいかもしれません。
それでも、
-
移動ついでに物を1つ戻す
-
立ち寄ったついでにひと拭きする
-
カゴに一時避難させて視界をスッキリさせる
こうした小さな動きを積み重ねていくことで、「気づいたら、そこまで散らかり切らなくなってきたかも」と感じる瞬間が増えていきます。
がんばって一気に片づける日があってもいいし、ただ生き延びるだけで精一杯の日があっても、もちろん大丈夫。
その間をつなぐ、“ゆるいながら家事”として、今回のコツを、できそうなものから一つずつ試してみてもらえたら嬉しいです。

コメント